CDレヴュー第13回DOKKENのライヴ・アルバム「BEAST FROM THE
EAST」に連動して同アルバムの2曲目に収録されているスピード・ナンバー
「TOOTH AND NAIL」をご紹介します。
壮大な雰囲気でアルバムの幕をあける「UNCHAIN THE NIGHT」に続い
て怒涛のように畳み掛ける疾走ナンバーは’84年発表の彼らの2stアルバム
のタイトル曲でもあり、屈指のギター・ナンバーでもあります。
疾走系の曲によくあるメタル特有のザクザク刻むタイプとは一味違うリフや、
’80年代を感じさせるラインのタッピングはスリリングで、そこから一転してメロ
ディアスなプレイへ・・・そして転落していくようなフルピッキングでしめるソロは名
演といえるし、起承転結があってジョージ・リンチの曲作りのセンスも感じます。
変態的なストレッチ・フィンガリングもあるので相当の注意&指の長さが必要かも!?
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