派手なフィルインと共にメンバーが登場。夢にまで見たヴァ
ン・ヘイレン、あの憧れのエディがそこにいるのです。しか
もVoはあのダイヤモンドデイヴ!感動を抑えられないはず
ながら、意外と冷静に見ることが出来ました。
事前に情報が入っていた通り、今回はバンド側から撮影OKの
コメントが出てたので、会場内はカメラの液晶やインジケータ
ーの灯りでキラキラ。時々フラッシュなんかも焚かれてましたね。
いつも通り一曲目は何かと考えていて、やっぱりタトゥーかな?
と思っていたらまさかのアンチェインド!完全ノーマークでした。
でもあのリフを聴く内にヴァン・ヘイレンのライブに来たんだな
~と実感しました。
続く二曲目は悪魔のハイウェイ。初期のナンバーがあっさりと演奏
されていきます。しかしエディのギターは音がいい!
事前の情報ではPAやマイクがハウるなんて聞いていましたが、ヴォ
ーカルはハウる事はないものの、聞き取りづらい部分もありデイヴが
日本語で話してもなんとか聞き取れる程度。
ドラムは音が小さめな印象。ギターはソロの際高音のある部分だけ聞
き取りづらかったかな~
新メンバーのウルフィーはそつなくこなし、コーラスの面でもマイケル
の穴をしっかりうめてたと思います。
デイヴは往年のジャンプキックこそないけど独特な身のこなしやパフォ
ーマンスは正にデイヴでした!
床にはステップというのか滑らせやすいようにデイヴの周りだけ板張り
にしてあり、そこを利用してステップを刻んでましたね。
そして曲目はアイム・ザ・ワンへ…。あのスキャットのパートはハモり
も素晴らしいですが、独特の空気が感じられて良かった。
デイヴは「メッチャスキヤネンオサカ!」と関西弁を交えたMCや「イ
シノウエニモサンネン」と突然ことわざを発したり(笑)仁侠映画仕立て
の映像を流したりと観客を喜ばせようと色々考えてくれてたのが嬉しか
ったですね、すごく身近に感じる事が出来ました。
個人的には声も出てたしデイヴ歌巧いな!と思いましたね!
エディはといえば髪を束ねたスタイルで登場。飛び跳ねたりする事は
なく、ゆっくり歩きながら悠々とギターを弾いてました。
その点ではまだ体調に配慮してるのかなとも思ったりして。
ソロタイムでは暗闇の爆撃を随所に絡めながら大聖堂のディレイ・マ
ジックもバッチリ聴けました。
サムバディ・ゲット・ミー・ア・ドクターでのヴォリューム操作は
どうしてるんだろうと思って見てみたらギター側で手動で操作して
ました。ヴォリューム・ペダルは使わないのね。
メンバーの姿を目で追ってる内にライブは終了。アンコールは無し。
少し淡白な印象でしたが、これは病み上がりのエディや年齢も考慮
したのかな?とも感じます。
なんにせよ楽しかったなと思わせるライブでしたね。
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