音源公開の時にクリーン・トーンで弾いていて、あるライヴのワンシーンを思い出しました。
イングヴェイ85年の東京ライヴ。ドント・レット・イット・エンドへの続く冒頭部分。
ほとんど歪んでいないクリーン・トーンなんですが、イントロへ入る直前の速弾きではしっかり
「速弾き」してて、ある意味でプロのプレイが「こうなるんだ!」と気付かされたプレイです。
ちゃんと作り込まれたもろに「プロ!」のサウンドのギターってどうすればいいのか分からないじゃ
ないですか!それに比べてクリーン・トーンは素人でも一番身近にある音だし、それで弾いてく
れると理解しやすい気がします。手軽に真似しやすいというか、それ風にはなり易いですよね。
プロみたいに弾きたくてコピーするんですけど、そもそも「音」からして違うので、練習すると言っても
どう進めばいいのかさえ分からない。今からしてみれば上手くなると音が良くなる事もわからないし、
そんな技術も無いから無理もないんですよね!
そういう意味でクリーン・トーンで速弾きしてくれた事で頭の中で少しだけしくみが分かった。
・・・そんなシーンでした。
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