日本のHM/HRシーンを語る上での最重要アルバム、そして世界のシーンに
も影響を与えるラウドネスの「撃剣霊化」収録曲にして、彼らのキャリアの上でも
最も重要で人気のある曲です。
もはや彼らのライヴでは演奏されない事はない名曲中の名曲。
全米デビューを果たす直前のアルバムということで、既に英語と日本語2種類の
ヴァージョンを発表してレブ@管理人の買ったのは英語版の方です。
違いはヴォーカルが英語か日本語かという事と、英語版の方は1曲目に彼らのテ
ーマ・ソングが収められているかの違いだけなので、そこはお好みでいいでしょう。
気になる曲中のギター・プレイはかなりトンガっていて、フルピッキングあり、レガート
あり、両手タッピングありと多彩なものの、印象としてはキッチリ整理されていて直球
勝負な感じがします。
とんでもなく速いけれど、リズム的に分かりやすいので、コピーはしやすそうです。
フルピッキング・パートとレガート・パートもしっかり分かれてますし、覚えるだけなら
ややこしくはないでしょう。
ポイントはソロ・冒頭のフルピッキング・パートと最後の両手タッピングのパートかなっと
いう気がします。あれだけのスピード(推定♪=150~160の16分音符)でフルピッキ
ングはマスターするのにかなり時間がかかるでしょう。
一方最後の両手タッピングのパターンは当時新しいタッピング・パターンとして話題になっ
たんではないでしょうか?高崎晃おとくいのネックの上から手を出すタイプではなく、通常
のフォームで弾くタイプなのですが、注目はプリングを一切使わず、それぞれ独自にハン
マリングするというもの。これは個人的にそうする必要があるのかよく分からないのですが
、完コピを目指さないのなら右手タップからプリングでもいいと思いますが、どうでしょう。
なんにしても強敵である事は間違いないでしょう!あとポール・ギルバートがラウドネスが
大好きなのは有名な話ですが、レーサーXの1st収録の「イントゥ・ザ・ナイト」でこの曲風
なリフを弾いてるので、初期のレーサーXのファンの人は是非聴いてみてください。
これはポール自身も認めているところでもあります。彼ならそれこそ「そうなんだ!僕が
パクッたんだよ!」なんて言い出しそうですね!(笑)
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